「セックス・アンド・ザ・シティ2」は、HBOで1998〜2004年に放映されたテレビドラマを映画化した作品の第ニシリーズとなります。

「セックス・アンド・ザ・シティ2」あらすじ

ニューヨークの地元新聞にコラムを書くキャリーは、長年付き合ったり別れたりを繰り返していた恋人ビッグと、紆余曲折のうえ結婚式を挙げました。

今作は、その結婚から2年後。

キャリーの親友スタンフォードがアンソニーとゲイ同士の結婚式を挙げるところから始まります。

この結婚式は、さすがお洒落な二人の結婚式だけあって白鳥がいたり、神父がライザ・ミネリだったりととても楽しそうな式でした。

その結婚式の夜、キャリーとビッグはゲストルームで古い映画を見て楽しみます。

結婚式から帰ってきたところで、キャリーとビッグの住む部屋が登場するのですが、こちらの部屋のインテリアがシックで本当に素敵でした。

シャーロットの住むエレガントなアパートメント、ミランダの住むブルックリンの一軒家も素敵で、彼女たちの住まいやインテリアも、この映画を見るポイントの一つになっていると思いました。

結婚記念日でのすれ違い

そして、結婚記念日を迎えたキャリーとビッグ。

キャリーはビンテージの時計をビッグに贈るのですが、ビッグのプレゼントは古い映画を見るための寝室用テレビでした。

ここでキャリーは不機嫌になってしまうのですが、ジュエリーが欲しかったというキャリーの気持ちも良く分かります。

結婚記念のプレゼントですから、女性なら何か身に着けられる物が嬉しいものだと思ったからです。

でもビッグはそこのところを理解してくれず、古い映画を二人で見て楽しかったじゃないかとボヤくのです。

そして、その二人のズレは夕食を食べる場面にも表れています。

せっかくのNY、流行りのオシャレなお店で食べたいと言うキャリーと、ゆっくり家で食べたいと言うビッグ。

この点においては、ビッグの気持ちも分からなくはないのですが、キャリーはこういった事から結婚生活がマンネリ化していくことに不安を感じていたのです。

キャリーは仕事で部屋に缶詰に

そんななか、キャリーはコラムの締め切りがあるため、独身の時に住んでいたアパートで缶詰になって仕事をします。

久しぶりに会った二人はロマンチックなデートをして、ビッグはこのスタイルを気に入ってしまうのでした。

週に2日ほど別に暮らして、結婚生活を新鮮なものにしようと言うのです。

このプランはマンネリ回避にはもってこいではないかとのことでしたが、キャリーは自分を必要とされていなと嘆きます。

アブダビ旅行に出発

そんなある日、親友のサマンサが仕事がらみで、キャリー・ミランダ・シャーロットをアブダビ旅行へと招待してくれました。

ミランダは女性嫌いの上司が嫌で、仕事を辞めたばかりなので旅行にはノリノリ。キャリーも少し不安になりながらも楽しみにしています。

しかしシャーロットは旅行中に、夫のハリーが若く可愛い子守と浮気するのではないかとアブダビ行に難色を示します。

4人が独身時代のテレビシリーズから見ている者としては、仕事人間のミランダが仕事を辞めて子供の授業参観に参加し、シャーロットが夫の浮気を心配する日が来るとは感慨深い思いがしました。

サマンサは独身なので自由ですが更年期障害に悩んでいるし、キャリーはビッグとの子供を持たないという結婚生活のスタイルに不安を感じているのです。

4人それぞれの悩みが明確で、面白いストーリー展開だと思いながら見進めました。

結局、4人一緒でなければ意味がないという説得により、シャーロットも含めた親友4人でアブダビへと旅立ちます。

アブダビに到着すると一人一台のハイヤーに、ホテルはバー付きの広い部屋。
おまけに一人に一人ずつ、お世話係がつくという豪華さです。

このシーンを見て、アブダビに行ってみたくなった人も多かったのではないかと思いました。

アブダビではミランダが企画したお楽しみが盛沢山なのですが、ラクダに乗って砂丘を歩いたあとテントでの食事の場面が特に印象に残っています。

この場面でのエキゾチックな衣装も素敵でしがた、映画の中では相変わらずプラダ・ディオール・フェンディ・クロエ・マロノブラニクなどのハイブランドが目白押しで、ファッションを見るだけでも楽しめると思いました。

アブダビで元カレと再会したキャリー

砂漠観光を楽しんだ翌日、キャリーとミランダとストラッシュは市場へと出かけ、キャリーは元カレのエイダンと偶然出会うのです。

そして二人は夕食を共にした後、キスをしてしまうのでした。確かにアブダビの市場で出会うのは物凄い確率で運命だと感じてしまうかもしれません。

しかもエイダンは、一度は結婚の約束までした人なので尚更だと思います。

そしてキャリーは結婚生活にマンネリと不安を感じていたので、エイダンに綺麗だと褒められて嬉しかったに違いありません。

それらを考慮してキスした事は仕方ないとしても、ビッグにキスの件を打ち明けなければ思う所が少し違うかなーと。

いくら隠し事はナシという夫婦の決め事があったとしても、キャリーが打ち明けたのは自分が楽になりたいからくる行為ではないかと感じられたからです。

案の定、キャリーから打ち明けられたビッグは不機嫌になってしまいます。

怒っただけでなく傷ついてもいて、キャリーが慌てた様子で電話をかけた時「何があったの?怪我はない?」と心配するビッグが可哀想。

それでもビッグは彼女を許し、二人の結婚生活は続いていくのでした。

キラキラした結婚生活をする努力

二人はこの事をキッカケに、ほどほどの距離感でマンネリを避けながら、キラキラした生活を維持する努力を始めるのです。

キャリーとビッグには子供がいない二人だけの生活なので、余計に努力は大切な気もします。

でも独身のサマンサも若さを維持するための努力は惜しみませんし、ミランダも自分に合った事務所を探して、弁護士の仕事を続けています。

シャーロットのハリーに対する浮気疑惑は、取り越し苦労に終わったのですが、それでも二人の子供から離れ、自分だけの時間を使うためにキャリーの部屋を時々使わせてもらっています。

まとめ

結婚生活は日常の繰り返しなのでマンネリは当たり前ですが、キャリー達のようにはいかなくても、少しの努力で何か変わるかもしれないと思わせてくれる映画でした。